入れ歯について

入念な技工

義歯を作って仕上げるまでには、実に色々なステップがあります。 診療室で歯科医師がおこなう治療のほか、技工という大事な行程があり、どちらも専門的な知識と技術が必要です。 技工は、技工士がおこなうのが普通ですし、義歯の型を取るのも衛生士まかせの所さえありますが、それでは、とても良い義歯はできません。
当医院では、義歯の診療、技工を含めほとんどのステップを、副院長が自らやっています。 一人一人の歯やお口の状態、顔とのバランス、舌や頬とのかね合いなど、様々な条件を考え、痛みなくかめる事はもちろん、見栄えも満足していただける入れ歯をめざして日々努力しています。 技工は診療の何倍もの時間がかかりますが、毎日の診療が終わった後、じっくりと取り組んでいます。 そのため、少々お時間をいただく事もありますが、お許し下さい。

保険の適用

当院の治療はほとんど保険でさせていただいておりますので、特別な場合以外、自費をお勧めする事はありません。 そのかわり、保険の入れ歯も全て、自費と同じやり方、行程でおこなっております。 （もちろん保険で使える材料には限界がありますが。）
一般に、「保険では良い入れ歯はできない」と言われていますが、歯科医師や技工士の勉強不足、歯科医師と技工士の意思疎通が難しい、時間が取れない、採算が合わない、などの理由から、そういわれているようです。
でも、きちんとしたやり方をすれば、保険でも良い入れ歯はできると信じ、奮闘中です。